暁の軌跡をやってみた734(忘れ去られた北の民 その6)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

“エイヤ”は外界とは隔離されているはずなのに

ノアが「島の歌」を知っていたことは疑問です

 

長はノアに興味を持ちます

 



ノアはエイヤ出身か?

 

「ちょっと顔を

よく見せてくれぬかのう?」

 

ノア

「んんん・・・?」

 

ノアの顔はエイヤ系?

 

「ほうほう・・・

どことなく同胞の顔をしておる」

「島の歌は親から子へと代々伝わるもの

遠い昔に同じ血筋だったかも知れんのう」

 

ロナード

「へえぇ・・・

意外なところにルーツってあるもんだな」

 

ナハト

「ノアがエイヤの血筋・・・?」

 

ここにはノアの親戚がいるかも

 

クロエ

「それなら、この町に遠いご親戚が

いるかもしれませんね!」

 

ノア

「お~

親戚かあ」

 

「もっともエイヤの民は

みな親戚のようなものだがね」

 

ナハト

「(ノアはこの洞窟を“懐かしい”と感じていた)」

「(もしも遠い親戚が見つかれば、

ここに残りたいと思うだろうか・・・?)」

「(ここが《戦争卿》のアジトではないなら、

長居は無用だが・・・)」

 



長は泊まれと言います

 

「さて・・・そろそろ宿の支度をしようかのう」

 

ノア

「え?

宿があるの?」

 

「いや、家主のいない空き家を整理するだけだがね」

 

泊まるわけにはいかないはずです

 

ナハト

「でも俺たちは・・・」

 

「客人は遠慮などせず

ひと晩泊まっていくものだ」

「それがエイヤのしきたりなのだよ」

「お客人を休ませることもなく帰してしまっては

ご先祖に顔が立たない」

 

ゲートが開かない?

 

「それに・・・

ゲートは今、開かなくなっておる」

 

ロナード

「え?

ゲートが開かないって!?」

 

「君らがゲートを通過した後

仕かけが壊れてしまったようでな」

「補修にはしばらくかかりそうなのだよ」

 



ナハトたちは泊まることに

 

リーヴ

「唯一の道がふさがれてしまったという訳ね・・・」

 

「うむうむ・・・

そうなのだよ」

 

ゲートはナハトたちが壊した?

 

ナハト

「あの・・・まさか俺たちが

ゲートを壊してしまったんじゃ・・・?」

 

ロナード

「壊したのはあの魔獣かもしれないぜ

すごい勢いで扉に突進したみたいだからな」

 

「古い装置なのでな・・・

そこは気にしないでほしい」

 

リーヴが決断します

 

リーヴ

「・・・・・・」

「では、せっかくのお申し出ですし

ひと晩、お世話になりましょう」

 

ナハト

「おい、リーヴ?」

 

リーヴ

「ゲートを通れたとして、さっきの魔獣が

まだいるかもしれないわ」

「そうしたら、どのみち地上には

行けないでしょう?」

 

ナハト

「そりゃ、そうだけど・・・」

 

リーヴに考えがあるのでしょうか?

 

リーヴ

「お言葉に甘えて、今晩は

お世話になってもよろしいかしら?」

 

「うむうむ・・・

もちろんだよ」

「夕食まで若い者にこの地を案内させよう」

 

リーヴ

「嬉しいですわ!

ぜひ見識を深めさせていただきます」

 

「うむうむ・・・

案内役を呼んでこようかのう」

「では、しばし失礼・・・」

 

「エイヤの長は通り沿いのドアを開け

屋外へ出て行った」

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