ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
“エイヤ”は外界とは隔離されているはずなのに
ノアが「島の歌」を知っていたことは疑問です
長はノアに興味を持ちます
ノアはエイヤ出身か?
長
「ちょっと顔を
よく見せてくれぬかのう?」
ノア
「んんん・・・?」
ノアの顔はエイヤ系?
長
「ほうほう・・・
どことなく同胞の顔をしておる」
「島の歌は親から子へと代々伝わるもの
遠い昔に同じ血筋だったかも知れんのう」
ロナード
「へえぇ・・・
意外なところにルーツってあるもんだな」
ナハト
「ノアがエイヤの血筋・・・?」
ここにはノアの親戚がいるかも
クロエ
「それなら、この町に遠いご親戚が
いるかもしれませんね!」
ノア
「お~
親戚かあ」
長
「もっともエイヤの民は
みな親戚のようなものだがね」
ナハト
「(ノアはこの洞窟を“懐かしい”と感じていた)」
「(もしも遠い親戚が見つかれば、
ここに残りたいと思うだろうか・・・?)」
「(ここが《戦争卿》のアジトではないなら、
長居は無用だが・・・)」
長は泊まれと言います
長
「さて・・・そろそろ宿の支度をしようかのう」
ノア
「え?
宿があるの?」
長
「いや、家主のいない空き家を整理するだけだがね」
泊まるわけにはいかないはずです
ナハト
「でも俺たちは・・・」
長
「客人は遠慮などせず
ひと晩泊まっていくものだ」
「それがエイヤのしきたりなのだよ」
「お客人を休ませることもなく帰してしまっては
ご先祖に顔が立たない」
ゲートが開かない?
長
「それに・・・
ゲートは今、開かなくなっておる」
ロナード
「え?
ゲートが開かないって!?」
長
「君らがゲートを通過した後
仕かけが壊れてしまったようでな」
「補修にはしばらくかかりそうなのだよ」
ナハトたちは泊まることに
リーヴ
「唯一の道がふさがれてしまったという訳ね・・・」
長
「うむうむ・・・
そうなのだよ」
ゲートはナハトたちが壊した?
ナハト
「あの・・・まさか俺たちが
ゲートを壊してしまったんじゃ・・・?」
ロナード
「壊したのはあの魔獣かもしれないぜ
すごい勢いで扉に突進したみたいだからな」
長
「古い装置なのでな・・・
そこは気にしないでほしい」
リーヴが決断します
リーヴ
「・・・・・・」
「では、せっかくのお申し出ですし
ひと晩、お世話になりましょう」
ナハト
「おい、リーヴ?」
リーヴ
「ゲートを通れたとして、さっきの魔獣が
まだいるかもしれないわ」
「そうしたら、どのみち地上には
行けないでしょう?」
ナハト
「そりゃ、そうだけど・・・」
リーヴに考えがあるのでしょうか?
リーヴ
「お言葉に甘えて、今晩は
お世話になってもよろしいかしら?」
長
「うむうむ・・・
もちろんだよ」
「夕食まで若い者にこの地を案内させよう」
リーヴ
「嬉しいですわ!
ぜひ見識を深めさせていただきます」
長
「うむうむ・・・
案内役を呼んでこようかのう」
「では、しばし失礼・・・」
「エイヤの長は通り沿いのドアを開け
屋外へ出て行った」
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