ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ナハトとクロエは出発したいのですが、
発着場に現れたドロシーに捕まり
抜け出せなくなっています
しかも巨大魔獣の話をしてしまい、アーサーが
現場にいたことを喋ってしまいました
ドロシーに追求されてます
クロエ
「ええ、立ち入り禁止区域に
入ってしまったので--」
「カメラは没収されて
公都警察の方に注意されちゃったんですよ」
ドロシー
「ああ・・・カメラを没収されてしまうなんて
アーサーさんもご愁傷さまですね」
逃げ出したいが簡単には行きません
ナハト
「じゃ、じゃあ俺たちはそろそろ--」
ドロシー
「あ~ん! ここまで来て特ダネのひとつも
無いと先輩に怒られちゃいますぅ!」
「という訳で、試験班の皆さんのご活躍を
写真に収めさせてくださいっ(音符)」
「あっ、そういえば
おふたりはこれからどちらへ?」
「発着場で出会うなんて
これから遠出なんでしょうか・・・?」
クロエ
「ええ、私たちは--」
ナハト
「(クロエ・・・!)」
クロエ
「あっ、いえ・・・その」
ドロシー
「んんん?
なんですか、意味ありげですね~~」
意外とドロシーは勘がいい?
ナハト
「申し訳ないんですが、今回の任務は
危険度が高いので同行は認められません」
ドロシー
「巨大魔獣を制した直後に
危険な任務ですか・・・むむむ」
ナハト
「あ、あの・・・」
急に物分りが良くなるドロシー
ドロシー
「ご事情はお察ししますよ~」
「大事な任務に私なんかが着いていったら
足手まといですからね・・・」
「おふたりには任務を全うして
無事に帰還していただかなくては!」
クロエ
「ほっ・・・
わかってくれましたか」
ドロシー
「はい
信頼している試験班のおふたりですから!」
ドロシーの代わりに相棒が同行?
ドロシー
「だから、私が同行できない代わりに
大事な相棒を託します!」
クロエ
「へ・・・? 相棒?」
ドロシー
「はい! 私の相棒
導力カメラのポチ君です!」
「ドロシーはナハトたちに
自前の導力カメラを渡した」
導力カメラを託される?
ドロシー
「これでリベール通信記者としての
私の責務を果たせます~~!」
ナハトとクロエは拒否します
ナハト
「あの・・・ドロシーさん
そんな大事な物を預かる訳には・・・」
クロエ
「それに、私たちには導力カメラなんて
扱えないですし--」
ドロシー
「そこはご安心を!!」
「私が使い方をみっちり
レクチャーしちゃいます!」
クロエ
「ええーっ!?」
ドロシーの言葉に他意はなさそう
ドロシー
「これまで数々の事件を解決してきた
試験班の皆さんです」
「その極秘任務を気軽に
報道するつもりはありません」
「ですが、その活動は記録し
後世の人々には伝えるべきだと思うのです」
「皆さんの功績が誰にも知らされず
その足跡を残せないとしたら切ないですよ・・・」
クロエ
「ドロシーさん・・・」
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