ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
リシャールはナハトたちに 《戦争卿》に関する
自身の考察を話します
今回の巨大魔獣について、「散発的で詰めが甘い」
と言います
ただ、今回のは「陽動」で
まだ何かあると考えられるとも・・・
ラッセル博士から呼び出し
リシャール
「ああ、アーデント郊外やデナイ林道でも
セーフハウスと思しき空き家が見つかっていてね」
「アガット君も拠点の調査中に
魔獣の大群の歓迎を受けたそうだ」
アガットもナハトたちと同じ目に?
クロエ
「アガットさんが!?
大丈夫なんですか?」
リシャール
「はは、彼なら心配無用
少々、足止めを喰らったみたいだがね」
ロナード
「さすが“重剣”
別格だな」
「俺たちは子ども社長が迎えに来てくれなかったら
どうなっていたか」
仮設工房に呼び出されます
カタリナ
「みんな、ラッセル博士が呼んでいるわよ~!」
「報告することがあるから
仮設工房に来てほしいって」
クロエ
「仮設工房・・・?」
リシャール
「巨大魔獣対策のために集まった、
導力技師たちの詰所だよ」
「“ライアットVC”が施設内に
スペースを提供していてね」
呼び出された内容が気になります
ナハト
「まさか、巨大魔獣にまた動きが!?」
ロナード
「どうだろうな・・・ただ、あのデカブツなら
何が起きてもおかしくはないぜ」
リーヴ
「とにかく、仮設工房へ急ぎましょう!」
カタリナ
「リシャールさんにも来てほしいそうです」
リシャール
「承知した
では私が案内しよう」
ここで 一旦終了です
ラッセル博士は重要な話を
アーデント・新市街へ
背景は真っ暗です
「“ライアットVC”内
仮設工房--」
「巨大魔獣の発見の際、エインセル号に
同乗していたラッセル博士は--」
「急遽、博士のツテで
各地の技術者たちを呼び寄せた」
「事情を聞いたエスペンは仮設工房として
“ライアットVC”のラボのひとつを提供した」
「技術者たちが忙しなく作業をしている中、
ナハトたちがラッセル博士のもとへと駆けつけた」
背景はラボっぽい室内です
ナハト
「ラッセル博士!」
ラッセル博士
「おお、お前さんたちか
呼び出してすまんのう」
巨大魔獣はひとまず安心
リーヴ
「巨大魔獣に変化があったのですか?」
ラッセル博士
「いや、あれは沈黙したままじゃよ」
「公都警察はサンド海道からの監視に加え
巡視船も出しておるが--」
「観測装置の数値は生態活動が
停止状態にあることを示しておる」
クロエ
「よ、よかったです・・・」
観測装置は水没を免れている
ノア
「海の中から観測できるの?」
ラッセル博士
「いいや、あまりに身体がデカいんで
頭部だけぽっこり海上に出ておるんじゃよ」
「取り付けた位置が良かったんじゃな
観測装置は水没せずにすんだわい」
ノア
「ロナードのズボンも
濡れずに済んだんだね」
ロナード
「おいおい、まだ言うか」
ラッセル博士が伝えたい事とは
リシャール
「観測装置の異変ではないとすれば・・・
固定センサーが何かを感知しましたか?」
ラッセル博士
「うむ・・・これを見てもらえるか?」
「ラッセル博士は導力装置のコンソールを操作した」
「卓上のスクリーンには
アーデントの広域地図が映し出された」
「地図上の都市部を中心に赤く光っている」
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