ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ニルスが捜しているのは アマリエでした
ナハトたちは別の依頼でアマリエの居場所を
知っているのですが、
今 アマリエは顔を出すことはできません
ナハトは気付かず、口を滑らそうとします
アマリエの事をどう伝える？
背景はギルドに戻ります
ナハト
「な、なんだよ、リーヴもクロエも」
「ニルスさんの捜している婚約者って
あのアマリエさんだろう？」
「居場所ならわかるじゃないか」
リーヴ
「だから、それが問題なのよ！」
アマリエは会いたくないはず
クロエ
「・・・アマリエさんは、今のままじゃ
ニルスさんに会いたくないんです」
「いえ、会いたくないわけではなく・・・
会えないんですよ？」
ロナード
「だが、このままにはしておけないしな」
リーヴ
「そうだけど・・・こんな状況でいきなり彼を
連れていくわけにはいかないわ」
だからと言って 黙ってるわけにも
ナハト
「ニルスさんだって、アマリエさんを心配しているんだ
無事だってことだけは伝えてあげないと・・・」
クロエ
「あ！ 提案があります！」
ナハト
「提案？」
クロエがアマリエに会いに行く
クロエ
「はい！ まず私がアマリエさんのところに行って
事情を話してきます」
「そしてアマリエさんがどうしたいか確認してから
その後のことを決めるというものです」
ロナード
「なるほどな 確かにこういう問題は
同性同士の方が話しやすいかもな」
リーヴ
「そうね・・・それが一番よさそうだわ」
その間、ニルスは？
ナハト
「ニルスさんはどうする？」
リーヴ
「とりあえずギルドで待ってもらいましょう」
クロエ
「じゃあ、私、裏口から出ますね！
行ってきます！」
リーヴ
「頼んだわよ」
ニルスには待ってもらいます
リーヴ
「ニルスさん、お待たせしました」
「今、アマリエさんの現住所を
調べているところですわ」
ニルス
「ほ、ほんとですか！？
ありがとうございます！」
リーヴ
「もう少しここでお待ちいただけますか
お時間は取らせませんので」
ニルス
「あ、はい
わかりました」
出張先のリベールの話でも
ロナード
「ああ・・・ところでリベールに出張されていたと
おっしゃいましたね？」
ニルス
「はい
“ライアットVC”の騒ぎはご存じですよね？」
ナハト
「え？
ええ、もちろんです」
ニルスのほうから “ライアットVC”の話
ニルス
「僕の勤め先が“ライアットVC”と関わっていました
僕もリベール方面の新規事業担当だったんです」
ロナード
「そうだったんですか」
ナハト
「（もしかしたら、
どこかで会っていた可能性もあったのか）」
“ライアットVC”の事件で戻ってきた
ニルス
「ルーアンで大きな事故が起きた後
出張先から引き上げることになりまして」
「職場でもしばらく待機することになったので
休みを取って彼女を捜したんです」
リーヴ
「そうだったの
お仕事のほうも大変だったんですわね」
“ライアットVC”の倒産は困る
ニルス
「そうですね
我が社もそれなりに大きな投資をしていたので－－」
「“ライアットVC”が倒産、なんてことになれば
うちもタダでは済まないんですよ」
ナハト
「“ライアットVC”の件、
これから少しずつ影響が出てきそうだな」
ロナード
「ここは、エスペン副社長に
踏ん張ってもらわないと」
ここで 一旦終了です
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