暁の軌跡をやってみた469(婚約者の捜索 その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

婚約者が行方不明になったという男性ニルスの

依頼です

 

話を聞いていると、ナハトたちが以前会った

整形手術の失敗で困っていると言う

アマリエのことのようです

 

アマリエなら居場所を知っているのですが・・・

 



知らないフリで聞き込み

 

ロナード

「失礼、今の発言は忘れてください

それで・・・」

「お相手に何か変わった様子は

ありませんでしたか?」

 

ニルス

「半年間、彼女とは会えなかったので・・・」

「時おり手紙は出していましたが

返事はもらえませんでした」

 

クロエ

「お返事、一度もなかったんですか?」

 

実は出張前にケンカをしていた

 

ニルス

「はい 実は、出張に行く前夜に喧嘩というか

少し気まずい雰囲気になりまして・・・」

 

リーヴ

「あら、それって重要じゃなくて?」

「その前夜の出来事を詳しく聞かせて下さる?」

 

ケンカのきっかけは・・・

 

ニルス

「は、はい」

「その夜は、僕たちより一足早く婚約を決めた

友だちのお祝いをしたんです」

「友人のお相手を交えて4人で食事をしました」

「お相手の女性は大変きれいな方でした

おめでたい席だし、僕は彼女を褒めようと思って--」

「“こんな美人と結婚できるなんて幸せ者だな”

と言ったんです」

 

リーヴ

「ふんふん・・・」

 

ニルス

「友だちは、“ニルスの彼女だって

とてもかわいいじゃないか”と言ってくれまして」

「照れてしまって、つい出た言葉が・・・」

「“君の恋人には全然かなわないけどな”と」

「・・・そう、言ってしまったんです」

「その時、彼女は席を外していたんですけど

実は、背後でその会話を聞いていたようで・・・」

 

クロエ

「あ・・・」

 

リーヴ

「それは・・・ダメよね」

 

ロナード

「なるほど、そういうことか・・・

こりゃあ、決定的だな」

 

ナハト

「(そ、そうなのか・・・女心って難しいんだな・・・)」

 

それで整形にまで

 

ニルス

「・・・僕も調子に乗っていました

その場で彼女は平気なふりをしていたのですが」

「友人カップルと別れた後に、言い合いになりまして

気まずいまま出張に出たんです」

「リベールから謝りの手紙は出しましたけど

返事はもらえませんでした」

 

クロエ

「よっぽど怒ってしまったんですね・・・」

 

ニルス

「ああっ・・・!

や、やっぱりそうなのか・・・」

「で、でも、勤め先の人たちの話では--」

「彼が出張から帰ってきたら

ちゃんと話をしたいって言ってたそうなんです」

「しかも彼女は、僕のために・・・

整形までしたそうです」

 



例の彼女で決まりです

 

クロエ

「・・・整形ですか」

 

ロナード

「(これで決まりだな)」

 

名前も一致 決定的です

 

リーヴ

「・・・ニルスさん

婚約者さんのお名前を教えていただける?」

 

ニルス

「あっ、すみません

まだ言ってなかったですね」

「アマリエといいます

僕より4歳年下です」

 

ナハトは口を滑らそうと

 

ナハト

「アマリエさん・・・ですね

実は・・・」

 

クロエ

「ナ、ナハト!?

ちょっと待ってください!」

 

ナハト

「むぐっ!?」

 

リーヴ

「ニルスさん、少しお待ちいただけますか?

急な通信が入ったようですの、おほほほほ!」

 

ニルス

「え?

あ、はい」

 

ロナード

「いやあ、すいませんね、慌ただしくて

ちょっと失礼・・・!」

 

色々わかってきましたが どうする?

 

背景が真っ暗になります

 

「リーヴたちは、ナハトを引っ張りながら

ギルドの奥へと引っ込んだ」

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