暁の軌跡をやってみた446(顔のない美女 その4)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

“顔のない美女”目的にやってきた若い男

3人組を追っ払いました

 

すると、当人である“顔のない美女”が自ら

現れました

 



顔のない美女より事情説明

 

三度アーデント・下町へ

 

背景は真っ暗です

 

「ナハトたちは、女性を人目につかない場所へ連れ

そこで話を聞くことにした」

 

背景は下町の風景に戻ります

 

女性

「私はアマリエといいます

アーデントの生まれです」

 

クロエ

「この近くに住んでるんですか?」

 

アマリエには婚約者がいました

 

アマリエ

「いいえ、住まいは少し離れていますが

この通りは思い出があって・・・」

「婚約者が、以前この近くに住んでいたんです

2人でよくこの辺りを散歩しました・・・」

 

ロナード

「以前住んでいた・・・?

じゃあ今その婚約者はどこに?」

 

アマリエ

「実はもう、ここにはいないんです」

 

ナハト

「というと・・・婚約者の方はもう--」

 

アマリエ

「いいえ 彼は元気にしていると思います」

 

婚約者とは会えない?

 

リーヴ

「あら?」

「では、別れてしまったとか?」

 

ロナード

「おい、もうちょっとオブラートに包んで言えよ」

 

アマリエ

「はっきりと別れたわけじゃないんです

でももう私、彼に会えません・・・」

 



整形手術の失敗

 

クロエ

「・・・・・・」

「お辛いことを聞きますが、

それはそのストールと関係あるのですか?」

 

アマリエ

「・・・・・・」

「・・・・・・はい」

「私の顔は、とても人様にお見せできません

仕事も辞めることになりました」

「・・・私が浅はかだったんです・・・」

「最新式の手術を安く受けられると聞いて

その話を受けたんです」

 

リーヴ

「それは、お顔の整形ですか?」

 

アマリエ

「・・・はい」

「もっと綺麗になりたくて・・・

彼のために・・・」

 

リーヴ

「手術が失敗したのなら、病院でもう一度

手術をしてもらえば何とか--」

 

アマリエ

「・・・ううっ」

 

リーヴ

「諦めないで

私たちも一緒に病院に行くから」

 

ロナード

「そうだな

どこの病院ですか?」

 

アマリエ

「聖ウルスラ医科大学病院です」

 



手術したのは聖ウルスラ病院!?

 

クロエ

「・・・そ、そんな!」

 

ナハト

「・・・・・・」

 

アマリエ

「病院には一度、行きました」

「でも、私の手術の記録はないと言われて・・・」

 

病院側には記録がない?

 

リーヴ

「それはありえないわ

病院にはカルテが残っているはずよ」

 

ロナード

「手術ということは、入院もされていたんでは?」

 

アマリエ

「・・・はい

数日間だけでしたが」

 

ナハト

「顔見知りの看護婦さんや医者は

いなかったのですか?」

 

アマリエ

「・・・私の顔は変わってしまいました」

「元の顔も、手術後の顔からも・・・」

 

ナハト

「手術後の顔からも・・・?」

 

手術は成功してましたが・・・

 

アマリエ

「手術は一旦は成功したんです

とても美しい顔になったんです」

「勤めていたカフェでも

褒めていただけました」

「元のままでよかったのに、と言ってくれる

お客さんもいましたけど・・・」

「私は満足していました

・・・でも、しばらく経ってから顔に激痛が走るようになって・・・」

「日を追うごとに

どんどん顔が変形していったんです・・・」

 

クロエ

「・・・今、その痛みは大丈夫なんですか?」

 

アマリエ

「今は、大丈夫です

でも顔は・・・戻りませんでした」

「それで、ウルスラ病院にかけこんだんです

でも、手術の記録はどこにもないと言われて・・・」

「その時は、そのまま帰るしかありませんでした・・・」

 

今は泣き寝入り状態

 

リーヴ

「・・・ひどいわね」

 

アマリエ

「私には、身寄りがありません

味方になってくれる人も誰もいない・・・」

「彼には、こんな顔ではとても会えません

いいえ、会いたくないんです!」

 

ロナード

「そういう事情があったってワケか」

 

この状況にクロエが張り切ります

 

クロエ

「・・・わかりました

私たちが、病院を調べてきます!」

 

ナハト

「クロエ、大丈夫か?」

 

クロエ

「もちろんです

アマリエさんがこんなに困っているんですよ?」

「困っている人を助けるのが

私たち遊撃士のお仕事じゃないですか!」

 

リーヴ

「そうね 仮にもし

医療ミスだったなら病院に責任を取らせるべきよ」

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