ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ナハトたち前日の夜、４人で行方不明になった
ペーター・ザイラー社長を捜していましが、
日が変わり 今度はナハトとロナードの２人で
ザイラー商会へ向かうことになります
ペーター社長に事情聴取
ザイラー商会へ
「ナハトとロナードは、受付で用件を伝えた後、
応接室に通された」
行方不明のはずが、会社にいます
ペーター社長
「ザイラー商会の社長をしています、
ペーター・ザイラーと申します」
ペーター社長の顔グラ無しです
ペーター社長
「それで、遊撃士の方が
僕になんのご用で？」
まずは、軽く探りを
ナハト
「お忙しいところ、失礼します」
「昨夜の晩餐会のことで調べたいことがありまして
ご出席された方にお尋ねしているところです」
ペーター社長
「ああ、大公の晩餐会ですか」
「確かに昨夜は僕も招待されていたけど、
何かあったんですか？」
ロナード
「実は、晩餐会に不審な人物が入り込んでいたようで
そのことについてお話を伺いに」
ペーター社長
「不審な人物？」
女性の侵入者の話をしてみます
ナハト
「はい 正確な年齢は不明ですが、
不審者は若い女性らしいんです」
ロナード
「しかも、美人」
ペーター社長
「ふむ・・・若い美人はたくさんいたと思うが・・・」
ロナード
「ええ だから我々も見当がつかなくて」
そして、核心部分を質問
ナハト
「ペーター社長は、晩餐会を途中で退出されたようですが
何かご予定でもあったんでしょうか？」
ペーター社長の答えは・・・
ペーター社長
「ふむ・・・」
「業務以外のことはプライベートですので
お話することは特にありません」
ロナード
「（ほう そうくるか）」
ナハト
「（ま、言い逃れるには便利な言葉だよな）」
ペーター社長は この話から逃げる？
ペーター社長
「そろそろよろしいですか？
僕も忙しいので」
ロナード
「まあまあ、そう仰らず
もう少しだけお時間頂けませんかね」
ペーター社長
「・・・時間の無駄だと思いますが、
いいでしょう」
さらに事実を突きつけますが・・・
ロナード
「どうも それで、あなたが退出された時、
女性と一緒だったという情報がありましたので」
「その女性がどこのどなたか
お伺いしてもよろしいですか？」
ペーター社長
「・・・女性、ね」
「それもプライベートですので、お答えしかねます」
ナハト
「（とりつくしまがないな）」
「（ん・・・？）」
「ナハトは壁に掛けられていた礼服を見つめた」
ナハトは何か手掛かりを
ナハト
「（あれって・・・）」
「あの、ペーター社長」
「そこにかかっている礼服は、
昨夜の晩餐会で着ていたものですか？」
ペーター社長
「えっ？
ええ、そうですよ」
「昨夜は結局、帰りが遅くなってしまって
やむを得ず会社に泊まったのです」
ロナード
「なるほどね・・・」
ペーター社長の礼服に何かある？
ペーター社長
「で、僕の服に何か？」
ナハト
「あ、いえ
立派な仕立てだなーと思いまして」
ペーター社長
「はは・・・大公陛下の晩餐会でしたからね
最高の一着で出席したのですよ」
ナハト
「へえ～」
ナハトは礼服に近づき 何やら
「ナハトはおもむろに立ち上がると、
礼服の方へ向かっていった」
ロナード
「どうしたナハト？
お前もそんな服が欲しいのか？」
「（ナハトのやつ・・・何か気付いたのか？）」
ペーター社長
「あ、君・・・見るのは構わないけど
触るのは遠慮してほしいな」
察したロナードは協力
ロナード
「あ～、すいません！
こいつ育ちが悪くって・・・おいナハト」
ナハト
「す、すみません！
つい手触りとかが気になってしまって・・・」
ペーター社長
「まあ・・・そういうことでしたら・・・」
ロナード
「あとでこいつには俺からも注意しときますんで」
これで事情聴取は終了
ペーター社長
「では、もういいですか？
この後の予定に穴をあけるわけにはいかないんですよ」
ナハト
「はい お忙しいところ、ご協力いただき
ありがとうございました」
ペーター社長
「いえ プライベート以外のことでしたら
協力は惜しみませんよ」
ロナード
「分かりました
では、また来ます」
ここで 一旦終了です
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