暁の軌跡をやってみた392(ジェニス王立学園の警備 その5)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

ジェニス王立学園の旧校舎の中を見回り、

魔獣も討伐しました

 

そして、クロエは学園にいた時の話を

始めましたが、あまり明るい話ではないようで

 



クロエは本ばかりの生活

 

リーヴ

「・・・それは、体調が理由で?」

 

クロエ

「はい 授業を受けるのも辛くて

保健室にいることが多かったんです」

「せっかくいい学校に入れてもらったので

寮生活も何とか頑張ったんですけど・・・」

 

ナハト

「そうだったのか・・・」

 

クロエ

「でも、学校の人たちは

みんないい人たちばかりだったんです」

「体調のいい時は、教室で授業も受けてました」

「欠席した時は、クラスメイトがノートを

貸してくれたり、お話もしたりと楽しかったです!」

 

リーヴ

「ふふっ 素敵なお友達がいたのね」

 

クロエ

「はい!」

「そして放課後は、

寮に帰って本をいっぱい読みました!」

「学園にはたくさん本があって、

読んでも読んでも読み切れなくて・・・」

「本を読むと、私でも冒険したり、恋愛したり、

旅行したような気分になれるから」

「読書が大好きでした!」

「・・・本の世界にいるときの

私はとても元気でしたから・・・」

 

ナハト

「ったく

何言ってんだよ、お前は」

 

クロエ

「えっ?」

 



今は現実の世界で冒険

 

ナハト

「本の世界でしかできなかったことを

今は現実の世界でやってるだろ?」

 

ロナード

「--確かに

事実は小説より奇なり、てな」

 

リーヴ

「そうね

ホント、予想外の冒険ばかりだわ」

 

クロエ

「あはは・・・

そういえば、そうですね・・・」

「準遊撃士になってから

本を読む時間は減ってしまいましたけど」

「その分、いえ、それ以上の冒険を

私は体験しているんですね」

 

リーヴ

「本で得る知識はもちろん大切だけど

実体験に勝るものはないわ」

 

ナハト

「確かに、そうかもな」

 

ナハトは本を読むように言われます

 

ロナード

「いや、ナハトくんはもう少し

本を読んだほうがいいんじゃないか?」

 

クロエ

「そうですよ!」

「ナハトにはさっきお話した私の

おススメ冒険小説を全巻貸してあげますから!」

 

ナハト

「ぜ、全巻!?

・・・まあ、そこまで言うなら」

 

クロエは元気を取り戻します

 

クロエ

「ふふっ

なんだか・・・すっきりしました!」

「みんな、いい人たちばかりでしたけど

学園自体には大きな思い出がなくて・・・」

「本を読んでたことしか思い出せなかったから

ここに来るのもちょっと・・・って感じだったんです」

 

ナハト

「(だから浮かない表情をしてたのか)」

 

クロエ

「でも、それはそれで

よかったんですよね」

 

リーヴ

「そうよ、実体験に

無駄なことなんて何ひとつないのよ」

「・・・と、いうより

何ひとつ無駄にはしないわ!」

 

ロナード

「おいおい、説得力ありすぎだろ」

 

挨拶をして帰るように勧めます

 

ナハト

「なあ・・・帰りにその保健室へ

寄ってみたらどうだ?」

 

リーヴ

「それがいいわね

先生方にもご挨拶してらっしゃい」

 

クロエ

「そうですね!

見回りが終わったら本館に寄ってもいいですか?」

 

ナハト

「ああ

俺ももう少し、この学校が見てみたいし」

 

ロナード

「よし、早いところ仕事を終わらせようぜ」

 

「その後、学園の周辺に魔獣の気配がないことを確かめた

試験班は、パークス用務員に報告し--」

「クロエはお世話になった先生や教員に

挨拶をすることができたのだった」

 

これで 「ジェニス王立学園の警備」は終了です

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