ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ナハトたちは、ルーアンで まだ残っている
魔獣狩りをしています
クロエは明るく振舞っていますが、
まだ本調子ではない様子です
記者どうしの争い
ロナード
「そ、それじゃあ、一度ルーアン支部に戻って
ジャンさんの指示をもらおう」
クロエ
「はい!
・・・あれ?」
ロナード
「ん? あの連中は・・・」
ナイアルたちは ムキになってます
ナイアル
「くっ、なにを!?
うちだって、いい記事出したんだぜ」
「特に“ライアットVC”の重役勢ぞろいからの
大事件発生までの追跡取材なんかは--」
ドロシー
「そうです、そうです!
魔獣に囲まれて大変だったんですから~」
ナイアル・ドロシー顔グラ付きで登場
ナイアル
「いや、大変かどうかは別としてだな・・・」
アーサーも負けていません
アーサー
「良い記事だったのは認めますが、
売れ行きはアーデント・プレスのほうが上!」
アーサーも顔グラ付きで登場
売れ行きは国が違うので しょうがないのでは?
アーサー
「読者は僕が撮った臨場感ある写真に
惹かれたってことですよね」
ナイアル
「そ・・・そんな写真・・・
おいっ、ドロシーなんか言ってやれ!」
アーサーの写真は良いと認めます
ドロシー
「はい!
こんな写真なんかですね・・・!」
「ん・・・?
こ、これは・・・!」
「この魔獣のバックに写る橋のアングルが
とってもきゅーとです!」
「わかってらっしゃいますね!」
ナイアル
「そうそう この辺の見せ方とか特にな!」
「--って、そうじゃねえよ!
はぁ・・・お前ってやつは・・・」
アーサー
「うーん、そこはあんまり意識しなかったんだけど・・・」
「まあ、僕もたまには手柄を立てないと
会社に見放されちゃいますから」
ナイアル
「くっ・・・今回はしょうがねえ、認めてやるぜ
確かにいい写真だ」
アーサー
「全然素直じゃないですね~」
しかし ナイアルは“運”だと
ナイアル
「こんなに臨場感のある写真を撮るとは・・・
チッ、運が味方してくれたようだな!」
アーサー
「いえいえ、
ベテラン記者の“カン”ってやつですよ」
ベテランには見えないけど?
そもそも密着取材のダメっぷりを見ると
ナイアルの足元にも及ばない気が・・・
ナイアル
「いや、運だな」
「一生分の運を使ったに違いねえ」
アーサー
「そ、そんなはず、
あ、あるわけないじゃないですか~」
ナハトたちは 記者たちに挨拶
クロエ
「おはようございます!」
ロナード
「っと、みなさん、お揃いで」
ナイアル
「おー、試験班か
まだルーアンにいたのかよ?」
ナハト
「思ってたより、魔獣が付近に残っているので
俺たちも手伝っているんです」
ロナード
「アーサーも気を付けろよ?
また襲われるかもしれないぜ」
アーサー
「ヒッ!
怖いこと言わないでくださいよ~」
アーデント・プレスの話題へ
リーヴ
「あら、その雑誌・・・
アーデント・プレスの最新刊ね?」
アーサー
「あ、コレ僕が撮った写真が表紙なんです、
魔獣がルーアンの港に上陸した衝撃の瞬間!」
「グルメ取材で港にいてよかった~」
ナイアル
「ほら見ろ!
やっぱり偶然じゃねえか」
ドロシー
「もう、先輩ったら・・・大人げないですよぅ」
記者たちは仕事へ戻ります
ナイアル
「さあて、俺たちは
ルーアンでもう少し取材だな」
ナハト
「街道に出るなら注意してください
まだ魔獣が潜んでいる可能性があります」
ナイアル
「忠告ありがとな
まあ、こっちも仕事なんでね」
アーサー
「あっ!
僕もそろそろ、アーデントに戻らないと!」
ロナード
「どっちにしろ、気をつけてな」
ナイアル
「おう
あんたたちもな」
ここで 一旦終了です
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