暁の軌跡をやってみた377(戦争卿の影 その8)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

クロエはやっと目を覚ましました

 

覚ました直後、紺碧の塔で倒れる前の出来事を

思い出しました

自身の手術について、心臓移植がなされたという

話を聞いたことです

 

そしてクロエは家に戻ると言って、

エインセル号を降りました

 



クロエは両親に会い直接・・・

 

住宅へ向かいます

 

ソフィー・バーネット

「あら、誰かいらっしゃったのかしら?」

 

ジミー・バーネット

「来客の予定なんてあったかな?」

 

「--ガチャ」

 

クロエ

「お、お父さん、お母さん・・・」

 

ソフィー・バーネット

「まあ、クロエじゃない!」

 

ジミー・バーネット

「おおっ、お帰りクロエ!」

「今日は魔獣騒ぎで大変だったろう

大丈夫だったかい?」

 

クロエ

「はい・・・」

 

ジミー・バーネット

「クロエ? どうかしたのかい?」

 

ソフィー・バーネット

「もしかして、どこか怪我を--」

 

クロエ

「ううん、そうじゃなくて・・・

あの・・・」

「き、聞きたいことがあって・・・

戻ってきたんです」

 

ジミー・バーネット

「聞きたいこと?

何だい?」

 



クロエは真実を聞き出そうとします

 

クロエ

「わ、私が・・・」

「いっ・・・一度、死んだ・・・というのは

本当・・・なんですか・・・?」

 

ジミー・バーネット

「ッ・・・!」

 

クロエ

「入院中・・・何があったんですか・・・」

「わ、私が・・・ここまで元気になれた

本当の理由って・・・」

「ねえ、お父さん! 教え--」

 

「全てを言い切らないまま、

クロエは、呼吸を乱し胸を押さえた」

「倒れそうになったところをジミーが受け止め

そのまま優しく抱き寄せる」

 

クロエ

「-ッ! ハアァッ! ・・・ハアッッ! ・・・ッ!」

 

ジミー・バーネット

「クロエ・・・、おちつきなさい」

 

クロエ

「ハアッ! ・・・ハアッ・・・ッ・・・・・・」

 

ソフィー・バーネット

「クロエ・・・」

 

クロエ

「・・・・・・」

 

クロエ

「・・・おとうさんのにおいが・・・します」

「このにおいは本物だって、分かるんです

でも・・・」

「おとうさん・・・

わたしはほんとうに“私”なの・・・?」

 

ジミー・バーネット

「ああ お前は私とソフィーの大切なクロエだよ」

 

ソフィー・バーネット

「あなた・・・」

 

クロエ

「あのね・・・おとうさん、おかあさん・・・」

「ある人から話を聞いたの・・・

私は・・・一度死んだんだって・・・」

 

両親は話してくれそうです

 

ジミー・バーネット

「そうか・・・」

 

ソフィー・バーネット

「--クロエには、ちゃんと

話しておくべきかもしれないわ」

 

ジミー・バーネット

「ああ、そうだな・・・」

 

ソフィー・バーネット

「つらい想いをさせてごめんね、クロエ・・・」

 

ジミー・バーネット

「ソフィー・・・」

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