ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を
ツァイス中央工房のティエリが襲われ、
彼が開発している新型スニーカーも盗まれます
目撃情報である“黒いトラック”を追って、
ナハトとエステルは リッター街道へ向かいます
探索はトラット平原へ
背景が真っ暗になります
ナハト
「俺とエステルさんは、
リッター街道を隈なく探索した」
「だが、件のトラックは見当たらず
その先のセントハイム門で方針転換--」
“件” は “例” では?
ナハト
「探索範囲をトラット平原に変え、
そこで、ある1台のトラックを発見した」
トラット平原で発見か?
背景が外(街道っぽい)に変わります
ナハト
「エステルさん、あそこ・・・
黒いトラックが止まっています」
エステル
「ほんとだわ こんな魔獣もいる平原で、
のんびり停車中なんて怪しいわね」
ナハト
「どうします、事情聴取しますか?」
エステル
「モチのロンよ 何かボロを出せば、
とっ捕まえてやるんだから」
ナハト
「(こりゃ、俺がブレーキ役をしないと、
マズイことになりそうだな・・・)」
早くも容疑者登場
運送業者A
「フンフフ~ン~~(音符)
ん?・・・・・・ゲッ、あいつら、遊撃士じゃねえか!」
運送業者B
「シッ! 顔に出すんじゃねえ!
通り過ぎるまでしらばっくれるからな」
運送業者たちの顔グラ無しです
事情聴取にかかります
エステル
「ちょっとあんた達、
聞きたいことがあるんだけど」
「今日の朝、ツァイスのどこにいたか
教えてくれるかしら?」
運送業者A
「そ、そんなこと教える必要あんのかよ」
ナハト
「ある強盗事件の犯行現場で、
特徴的なトラックが目撃されているんです」
「ちょうどこのトラックのように、
黒くて、ツヤを抑えた車体なんですが--」
運送業者B
「はっ だったら俺達は関係ないな
ツァイスには今日、立ち寄っていないんでね」
エステル
「じゃあ、アンタ達ここで何していたのよ
平原でポツンと 危ないじゃない」
運送業者たちは共和国からきた?
運送業者A
「そ、それはアレだよ・・・
ヴォルフ砦を越えてきたから、迎え待ちさ」
エステル
「ヴォルフ砦って・・・
共和国から来たってこと?」
運送業者B
「ほらよ、貨物運送の許可書だ
これで文句ないだろ?」
ナハト
「(見たところ、許可書は本物のようだな)」
エステルは荷台を確認しようとします
エステル
「ぐっ・・・じゃ、じゃあ、
その荷台の中身を--」
ナハト
「エステルさん、このタイミングでそこまでやるのは・・・」
運送業者A
「はっ 何でもかんでも、
疑えばいいってものじゃねえぞ・・・!」
運送業者B
「仕事の邪魔だ 用が済んだなら帰ってくれ」
盗品を探しているのに車の荷台を見れないって
おかしくないですか?
警察並みの権限がないと、ちゃんとした捜査なんか
できないですよね
ナハトは あることに気付きます
ナハト
「(疑いが晴れたわけじゃないけど、
これ以上追及するのも無理っぽいか・・・)」
「(でもなあ・・・ どうしても、
くすぶるような違和感を覚える・・・)」
「(もっと状況を俯瞰しながら、
要素を瞬間的に掴み取ってみるか・・・)」
「(------ん?)」
「(エステルさん、ちょっと・・・)」
「(あの業者の履いている靴、
なんだかおかしくないですか・・・?)」
「(トラック、服装、どれも目立たない色なのに、
靴だけやたらド派手です)」
エステル
「靴~? えっと、ふむふむ・・・」
「---ああああぁ!!」
運送業者A
「うわっ! いきなりでけえ声出すなよ!
ビックリしたじゃねえか!」
エステル
「ふっふっふ・・・
見つけたわよ! このスニーカー泥棒!!」
どうやら運送業者が盗んだスニーカーを
履いていたようです
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