暁の軌跡をやってみた329(ルーアンの提携事業調査(2) その3)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

“ライアットVC”の機器に問題が発覚し、

ノーマン市長は かなり怒っている様子です

 

市長はホテル・ブランシェに乗り込み、

エスペン副社長と会っています

 

その様子をナハトたちは 立ち聞き・・・

 



エスペン副社長の弁明

 

三度 ホテル・ブランシェへ

 

「--“ホテル・ブランシェ”2階客室--」

 

言い訳1:検証した個体に問題

 

ノーマン市長

「そのレポートをみても、問題ないと言うのかね?」

 

エスペン副社長

「ええ ですから検証された装置の

個体による問題と思われますが」

 

ノーマン市長

「たまたま異常があった装置だったと?」

 

エスペン副社長

「私はそう思いますがね」

 

ノーマン市長

「・・・しかしだね!」

 

エスペン副社長

「市長、冷静になって下さい

ルーアンで、トラブルが起きたわけではありません」

「ロレントに派遣した業者がよくなかったのでしょう

すぐに別の業者に変えるよう手配しますよ」

 

ノーマン市長は引き下がりません

 

ノーマン市長

「ルーアンで同じトラブルが起きては困るから

こうして来ているのだよ」

「とにかく、ツァイスの検証結果がすべて出るまで

ルーアンでの事業も一旦凍結させてもらう」

 

エスペン副社長

「ば、バカな!

何を言うのです!」

「あ・・・いや、1日だけ待って下さい」

 

ノーマン市長

「1日で、何が出来るというのかね」

 



1日待ってもらえれば、と説得

 

エスペン副社長

「明日、ここルーアンにオルソン社長が来ます

そもそも、コストの問題は社長に原因が・・・」

 

ノーマン市長

「どういうことだね?」

 

言い訳2:オルソン社長がコストダウン

 

エスペン副社長

「身内の恥をさらすようで、お恥ずかしいのですが

社長はとにかく気分屋の経営者でして・・・」

 

明日会うのに、こんなこと言っていいの?

 

エスペン副社長

「自分のかわいがっている業者にはひいきをして

私の推薦する業者には予算を渋る始末」

「私の推進する事業に対しても、

最低限の予算しか認めようとしないのです」

「限られた予算では、どうしてもメンテナンスや

保全に割り振るミラが少なくなってしまう・・・」

「私どもの苦労もなにとぞご理解いただきたい!」

 

何の言い訳にもなってない気が・・・

むしろ不良品であること認めてるような

 

さらに意味不明なことを言い出します

 

ノーマン市長

「それで明日、オルソン社長と話せば

何とかなると言うのかね?」

 

エスペン副社長

「男エスペン、嘘は申しません

土下座を辞さず、社長には現状を理解していただき」

「本社の会議にかけてもらえるようにいたします

私のこの役職を引きかえにしてもいい!」

 

今ある問題の解決には繋がらないような・・・

 

ノーマン市長

「君、そこまで・・・」

 

え、 今ので心を打たれましたか?

 

今度は情に訴える方法へ

 

エスペン副社長

「ううっ・・・市民のみなさんの生活がよくなるために、

これまで頑張ってきたのです」

「この事業を軌道に乗せるためなら、

私のキャリアなど大したことではない」

 

いや、市長には関係ないキャリアですよ

 

エスペン副社長

「母の遺言で、世の中の役に立つ男になれと

その言葉を目指し頑張ってきたのです ううっ・・・」

 

ノーマン市長

「ご母堂が・・・そうか・・・」

 

脅しも加えます

 

エスペン副社長

「我が社との提携のために、

市の大事な予算をつぎ込んでいただいている・・・」

「それなのに、事業を凍結なぞしたら、

納税している市民がなんと思うことか」

 

ノーマン市長

「・・・それは・・・確かにそうだが」

 

エスペン副社長

「1日、1日だけ待っていただけないでしょうか」

 

ノーマン市長

「・・・わかった では1日待とう

明日、連絡をもらえるかね?」

 

エスペン副社長

「はい 社長との話し合いが終わったら、

市長邸に連絡いたします!」

 

ノーマン市長

「では、それで頼む」

 

ここで、一旦終了です

 

結局、“1日待つ”で 手打ちになったようですね

コメント

タイトルとURLをコピーしました