暁の軌跡をやってみた184(絵空の記憶 II その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

 

今、ナハトは異世界(と思われる)にいます

と言っても、現実のクロスベルと同じのようです

 

この世界では、クロエもミシェルもナハトのことを知りません

始めから存在しないかのような 感じです

 

ナハトは遊撃士協会に行き、準遊撃士と名乗ると

ミシェルに投げ飛ばされてしまいました

 



遊撃士協会でのやり取りが続きます

 

ナハト

「くっ・・・」

 

クロエ

「ミシェルさん、やめてください!」

 

ミシェル

「いいのよ、クロエ 自分が何者かも

分かっていないこの子にお灸を据えるだけだから」

 

ミシェル

「アンタ、さっき自分が“準遊撃士”だって

そう言ってたわよね?」

「仮にもし、アンタが遊撃士なら、

この人がどんな人か知らないわけないわよね?」

 

ナハト

「どんな人・・・?」

 

ミシェル

「はあ、呆れた

本当に何も知らないというわけね」

「いいわ、教えてあげる この人は・・・」

 

「後ろから見ていたクロエは、

ナハトから視線を逸らす」

 

ミシェル

「クロエ・バーネットは

大陸5人目のS級遊撃士よ」

 

なんなんですか! この設定・・・

だいたいクロエは何歳よ!

 

ナハト

「S級遊撃士・・・?

クロエが・・・!?」

 

ミシェル

「ええ、だから今後、軽率な言動は慎みなさい」

 

クロエのS級にはナハトも ウケました

 

ナハト

「は、ははは・・・」

 

ミシェル

「何がおかしいの」

 

ナハト

「おかしいですよ!

だってあのクロエがS級遊撃士って!」

「それこそ変な冗談やめてくださいよ!」

 

ミシェル

「アンタねえッ--」

 

「ミシェルが振り上げた拳を、クロエは

片手で静止させる」

 

ミシェル

「クロエ?」

 

クロエ

「いいんですよ、ミシェルさん」

「“今の時代”、そんな称号は

どんな飾りよりも意味を持ちませんから」

「その方が・・・いいんです」

「ナハトさんを、離してあげてください」

 

クロエが ヒーローごっこをしているみたいです

 

ナハト

「ナハト・・・“さん”?」

 

ミシェル

「・・・分かったわ」

 

ナハト

「ゲホ、ゴホ・・・ゴホ・・・」

 

ミシェル

「で、アナタの目的は何?」

 

ナハト

「目的・・・?

俺はただ、仕事をしにきただけだ」

 

ミシェル

「だとしたら、お生憎様

ここにアナタの仕事はないわ」

 



ナハトは一旦引くことに?

 

ナハト

「・・・なら、ひとつだけ、

聞きたいことがあるんですが・・・」

 

ミシェル

「何かしら?」

 

ナハト

「2人とも、

本当にクロエとミシェルさんですよね・・・?」

 

クロエ

「・・・はい 私はクロエ・バーネットです」

 

ミシェル

「ええ

アタシはクロスベル支部受付のミシェルよ」

 

ナハト

「そうか・・・」

「(2人の様子から察するに、どうやら本当に

嘘や冗談を言ってるわけじゃないみたいだ)」

「(でも、そんなことを認めちまったら

今ココにいる俺は--)」

 

このタイミングで誰かいらしたようです

 

「その時、協会の扉がノックされ、

重々しく開いた」

「ナハトは壁にもたれたまま、

一切、扉の方を見なかった」

 

「--彼の声を聞くまでは」

 

ここで一旦終了です

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