暁の軌跡をやってみた94(エルフェンテック社の危機(2) その2)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

ついに、行方不明のリーヴを発見しました

 

しかし、リーヴの心は折れてしまっているようです

 

エルフェンテック社が無くなるということで、

クロス・プロジェクトも外れる、と言い出しました

 



まだクロスベル大聖堂の墓地です

 

クロエ

「え?」

 

リーヴ

「ただお父様の後を追っていただけ、

ただ お母様に誉めて欲しかっただけ・・・」

「そう・・・アルバートおじ様が正しかったのよ」

「おじさまが再開発計画を中止した理由は、

テロの余波で混乱する国内の立て直しのため・・・」

「国家元首として当然の判断よ

そっちの方が重要に決まってるもの」

「下町のインフラが整備され、総合病院へのアクセスが

よくなったことで、計画そのものも無意味になったわ」

「お父様もご存命なら、きっと計画を中止していたでしょうね」

「・・・でも、お父様が遺したものを否定されたみたいで

私はその事実を認められなかった・・・」

 

クロエ

「リーヴさん・・・」

 

リーヴ

「だから私のやってきたことは・・・!」

「パパとママに誉めてもらいたいだけのガキが!

現実逃避でミラを掻き集めて、ダダをこねてただけ!」

 

リーヴ

「・・・そりゃ、サーシャ先生も見捨てるわよ

子供のワガママに付き合わされるなんて うんざりだもの」

「きっとお父様もお母様も

女神様と一緒に私を笑ってるに違いないわ・・・」

 

クロエ

「そっ、そんなことありません!

リーヴさんは間違ってなんか・・・」

 

ロナード

「あー、ちょっとストップ」

 

クロエ

「わわっ!?何をするんですか!

私はリーヴさんを励まそうと・・・!」

 

ナハト

「・・・なぁ、リーヴ」

 

リーヴ

「何よ・・・笑うなり何なり好きにしなさいよ」

 

ナハト

「お前、本っ当に子供だな」

 

リーヴ

「し、知ってるわよ、言われなくても・・・」

 

ナハト

「いいや、知らないね

お前は自分が思っている以上にガキだよ」

 

リーヴ

「どういう意味よ!」

 



ナハトによる 説得(説教?)です

 

ナハト

「だって世の中にはさ、ダメな大人がいくらでも

いるだろ?・・・例えば俺みたいに」

 

リーヴ

「あ、アンタだってガキでしょう!?」

 

ナハト

「ま、そっか、俺もガキか ってことは、ダメな大人

だけじゃなく、ダメなガキも山ほどいるわけだ」

「そんな中でさ、小さい頃に両親を失って、

それにもめげず頑張って、」

「お姫様なのに地位や権力には頼らず、自分の力で

何とかしようとしたんだ ・・・お前、すごいよ」

 

リーヴ

「だから・・・それが全部ムダだったの!

そもそも最初から無意味だったのよぉっ!」

 

画面が揺れます

 

ナハト

「でも頑張ってきたことは嘘じゃないだろ!!」

「自分の国を出て、遠い外国で会社を立ち上げて

必死に努力して 必死にミラを稼いで・・・」

「そこまでやって間違いだったからなんなんだ!

無意味だったからなんなんだよ!!」

 

リーヴ

「うぅ・・・」

 

ナハト

「お前みたいな立派なガキに

それくらいでメゲられちゃな、

俺みたいなダメなガキは いよいよ立場がないんだよ・・・」

 

ナハト

「だからさ、ここらで“立派なガキ”がみっともなく

泣いてくれると、ちょーど釣り合いが取れると思うんだ」

「俺たちみたいなダメな連中と

これからも一緒に試験班を続けていくためにもな」

 

リーヴ

「ひっく、うぐ、そ、そんなの・・・」

 

ナハト

「一度ぐらい思い切り泣いてもいいだろ

自分でも言ってたじゃないか」

「自分は落お父さんとお母さんに誉めてもらいたいだけの

ただの子供だって」

 

リーヴ

「ふぇっ、えぐっ、ひっく、ひくっ・・・」

 

再び画面が揺れます

 

リーヴ

「うああああああああああああぁぁ・・・!」

 

クロエ

「リーヴさん・・・」

 

ロナード

「今のあいつには、お前みたいに

まっすぐ育ったやつの言葉は通じねえって」

 

そうでしたっけ? 心臓の病の件は?

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