暁の軌跡をやってみた62(第四章「クロスベルへの帰還」その4)

ストーリーのネタバレをしていますので ご注意を

現在、エインセル号に乗っているナハトは 不思議な歌を聴きます

それは かつての仲間“アイカ”の歌

いったいどういうことでしょう?

 



歌声の犯人は・・・

 

クロエ

「空は何を見て 空は何を願うのだろう(音符)」

「人はその空の下で 幾つ笑うだろう(音符)」

 

ナハト

「ク、クロエ!?」

 

クロエ

「わわっ!」

「なんだ、ナハトですか

もー、急に声をかけないでくださいよ!

せっかく、いい気分で歌ってたのに~」

 

歌の犯人はクロエだったようですが なぜアイカの歌?

 

ナハト

「い、今歌っていたのは本当にオマエなのか?」

 

クロエ

「むむ、なにげに失礼な質問ですね!」

「確かに 私は病気が治るまでは大の音痴でしたけど」

「元気になってからは 歌がうまくなったのです!」

 

それは どういうことだろう?

心臓だけ病気というわけでは なかったのだろうか

 

ナハト

「そんなことを聞いてるんじゃない!

今の歌、一体どこで覚えたんだ?」

 

それが問題ですよね

アイカの歌は 辺境の旧い歌

それをリベール出身の若いクロエが 知ってるハズもなく・・・

 

クロエ

「さあ?なんとなーく鼻歌みたいな感じで

歌っただけですから、どこで聴いたとかは・・」

「むしろ、こうカラダの中から自然に湧き上がる

メロディ~って感じで」

 

これって またしても クロエの秘密かも

本人が自覚していない記憶などがあるとは・・・

 

ナハト

「とにかく、もう一度歌ってみろよ!

さっきの歌の続きを!」

 

クロエ

「えっと、そんなこと言われましても・・・

気の向くまま自然に歌ってただけですし」

「さっきナハトに突然声をかけられたせいで 忘れちゃいましたよ」

 

ナハト

「そ、そんな・・・」

 

クロエ

「ありゃりゃ、そんなにがっかりしないでくださいよ

私の歌を気に入ってくれたのは嬉しいですけど」

「今度あの歌を思い出したら ちゃんとナハトに歌ってあげますから!」

 

ナハト

「あ、ああ・・・」

 

クロエ

「ふふん、それにしても剣の才能のみならず

歌の才能にまで目覚めてしまうとは・・・!」

「我ながら自分の潜在能力が恐ろしいです!」

 

ナハト

「はぁ・・・何が潜在能力だよ

そもそもオマエは剣の才能にも目覚めてないっつーの」

 

クロエ

「むむ! 私の黒柄剣法をなめないでくださいよ!」

 

ナハト

「何がクロエ流だ 勝手な変な剣法を作ってんじゃない」

「はぁ・・・やれやれ」

 

ナハト

「(どうやらあの歌は 俺の聞き違いだったみたいだな)」

「(アイカがよく歌っていたのは辺境の旧い歌だったって話しだし)」

「(似たような曲をクロエがどこかで聞いたんだろう・・・)」

 

という ナハトの解釈で終了しました

しかし 大変な展開のような気もします

ナハトのかつての同僚 “アイカ”と クロエに何か関係があるよな 前フリです

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