めざせ!アオリイカの沖漬け

イカの沖漬けといえば、ホタルイカの沖漬けを

思い浮かべるかも知れません

 

私も大好きで、居酒屋のメニューにあれば 必ず注文します

 

でも 今回の話は“アオリイカ”の沖漬けです

 



アオリイカの沖漬けとは

 

これは 何年か前に 釣り好きの間で流行った調理方法です

 

もちろん、今でも行われています

 

防波堤でアオリイカ
<防波堤で昼間に釣ったアオリイカ>

 

アオリイカを釣ったら そのまま煮汁にドボン!

生きているアオリイカは煮汁の中で大暴れ・・・

 

煮汁を大量に吸って、おいしくなりながら

お亡くなりになるという、残酷でダイナミックな料理です

 



アオリイカは釣れるのか?

 

“イカ釣り”といえば船で沖に出て釣る、しかも夜・・・

と思うかも知れませんが

アオリイカは防波堤で釣れます

 

夜のほうが 釣れる確率は高いですが、昼間でも大丈夫です

 

大きく分けて2種類の釣法があります

 

・エサ(主にアジ)を使った釣り

・エギといわれる疑似餌を使った釣り

 

オススメは、エギを使った釣りです

意外なほど簡単に釣れます

 

エサ(アジ)を使った釣法に挑戦してた時期もありました

 

アジというのは魚のアジのことです(一応 念のため)

この釣法は、アオリイカがエサに食い付く確率は高いのですが

釣り上げるのが大変なのです

 

とにかく、針に掛からない

結局エサだけムシャムシャ食べられて

アオリイカには逃げられてしまいます

 

こんな中、ある時エギを使ってみたら

あまりにも簡単に釣れてしまったもので、

エギを使った釣りに変更してしまいました

 

時期は秋がオススメ

 

年中釣れるわけではありません

8月の終わりごろから晩秋にかけてが 生まれた後の新子、

5月、6月ごろが産卵のため接岸する親イカとなります

 

親イカは数も少なく 警戒心も高いので、

特に初心者は秋の新子を狙うとよいでしょう

 

小さいイカばかりですが、練習にもなります

 

特に昼間 イカが見えてる状態でエギを追わせると、

どうやってエギを捕らえるのかを確認できます

 

釣れるかどうかは運次第ですが、

技術的には かなり簡単な部類に入ると思います

 



沖漬けに準備するもの

 

ズバリ “生きたアオリイカ” と “煮汁”です

 

煮汁なんですが 通常の煮汁は水を混ぜると思いますが

沖漬けで使う煮汁は、醤油・酒・みりんを 1:1:1 の割合で調合して

ひと煮立ちさせます

 

つまり“濃い”煮汁を作るわけです

 

これを冷ました状態にして 釣り場まで持って行くわけですが、

こぼさないようにフタ付きの入れ物(100均などで売ってるタッパ)を

使うと良いでしょう

 

いよいよ沖漬け

 

そして釣れたアオリイカを生きた状態で煮汁に投入します

 

すぐにフタを閉めないと そこらじゅうに

いろんな液体が飛び散ります

 

このまま家に持って帰ったら冷蔵庫に一晩置きます

これで完成です

 

出来上がったモノはそのまま頂く?

 

これ、よく考えたら 内臓も生食なんですね

 

身の部分は 新鮮であれば生食できるのは

海の生き物共通なんですけど・・・

 

しかし! これでこそ 釣り師憧れの食べ方ではないでしょうか

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