ファスナーは「取っ手」がないと動かないぞ

ここでお話する「取っ手」とは、ファスナーの掴む所です

 

ファスナーの掴むところ
<写真:ファスナーの掴むところ(取っ手)>

 

これのことです

ちゃんとした呼び名があるかも知れませんけど

 



ファスナーの取っ手が壊れました

 

ジャンパー(死語?)のファスナーを上げるときに

ファスナーの取っ手が割れて 取れてしまったんです

 

こんな感じに

 

取っ手がとれたファスナー
<写真:取っ手がとれたファスナー>

 

取れた取っ手は どこかへ行きました

 

この状態だと

なぜか ファスナーが下がりません

(ジャンパーを着てる状態です)

 

でも 上側には上がります

 

いったいどうなってるんだ?

 



こんな場合の解決方法は?

 

ファスナーの中は、おそらくこんな構造になってます

 

ファスナーの構造
<写真:ファスナーの構造>

 

中にストッパー的なものが入っていて(画像の紫色です)、

一方向にしか動かないようになっています

 

これに 取っ手が付いていれば、

引くことにより ストッパーが上がり

どちらにも動くようなります

 

取っ手を付けたファスナー
<写真:取っ手を付けたファスナー>

 

中を分解したわけではないですが、

こんな感じで あってると思います

 

応急処置としてクリップを付けてみました

 

クリップを付けたファスナー
<写真:クリップを付けたファスナー>

 

使うときに ちょっとコツは入りますが、

ファスナーを動かすことができました

 

クリップじゃなくても 穴に適当な物を入れた状態で、

ファスナーを動かせられると

もしもの時は助かると思います

 

家にあるファスナーを確認してみましたが、

ジャンパーやウインドブレーカーに多いみたいです

 

なるほど、体を動かすと 勝手に降りたりしないために

考えられた構造というわけですね

 

すべてのファスナーがこのような構造には

なっていませんが、

もし同じような経験があれば 参考にして下さい

 



私がファスナーの構造を知った体験談

 

これは私が一人で 釣りに行ったときの話です

釣り場に着いて、防寒対策でジャンパーを着たときに

取っ手が取れてしまったんです

 

何とかなるだろうと気にしてなかったんですが、

家に帰ろうと支度をするときに 悲劇が起きました

 

「ファスナーが下がらないぞ!」

 

「あれっ、そんなハズは?

きっと滑らかに動かせば・・・

 

一度、上に上げてから下げれば・・・

えっ 上には動くのに下がらない?」

 

と、ファスナーを一番上にまで上げてしまい

暑苦しい状態にしてしまいました

 

「しまったーっ 余裕があるときなら

セーターみたいにズボッと脱げたのに!」

 

手遅れか?

 

釣りで使っている小型ペンチで 何度も挑戦しましたが

ダメです

 

ペンチでは掴むところがありません

 

あせりもあって 暑苦しくて仕方ありません

 

こんな状態で車を運転できるかっ!

もう壊してでも・・・と考え始めました

 

今度の手段は、

釣り針をファスナーに掛けて 糸を引っ張る・・・

 

取っ手を釣り針で代用
<写真:取っ手を釣り針で代用>

 

「あれ、すんなり下がった?」

 

無事生還しました

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